戦後間もなく立案された中海干拓淡水化事業は、大型公共事業として初めて中止となったものの、経済成長に伴う開発行為も加わり、豊かだった汽水域の自然環境が著しく損なわれ、中海の魚介類を食すること、触れることもなく、地域住民には近くて遠い中海となってしまいました。  私たちは、自然再生推進法(2003年施行)に基づく中海の自然再生を大きな目標として、島根大学の専門家が中心となり2006年に設立。2007年に法定協議会として中海自然再生協議会設立を働きかけ、NPOとしては、全国で初めて、同会の事務局を担うことになりました。また、2013年には法改正後、島根県初の認定NPO法人となりました。 【専門家と市民をつないで、美しい中海をもう一度みんなの財産に】  専門家による調査研究事業をもとに、科学的に展開していることが強みである一方、設立当初は「市民を巻き込んだ」という面が弱いところでした。10年間、その点を常に意識した活動を展開し、一般市民向けの「中海・宍道湖の食を広めよう会」の参加者数は延べ1,000人を越え、今年度は小学校4校、中学校1校の総合学習の授業に関わることができるようになりました。五感で感じるイベント、環境学習、また専門的な講演会や勉強会などを行い、10年間で延べ4,500人を超える参加者、そしてそれらはテレビ・新聞等により270件報道されています。  これらのイベントや小学校での環境学習は、主に会員や地域住民の方々からの寄付や参加費により行うなど、補助金に頼らない自主事業開拓にも力を注いでいます。認定NPO法人を取得した年には、1年間で551口(1口3,000円)の寄付を集め、全国から注目を集めました。  私たちが目指す中海は、昭和20年代後半から30年代前半の「豊かで遊べるきれいな中海」。沿岸の人々の生活と調和した汽水環境と豊かな生態系を取り戻すために、あらゆる角度からチャレンジを続けています。

活動場所:
複数県
活動分野:
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記事日 タイトル
2017/12/10 ゴズの創作料理&試食会!
2017/12/05 赤貝調理~♪今年の中海産赤貝のお味は?!
2017/10/26 内中原小魚つり&指標生物による調査
2017/10/24 食欲の秋~♪「中海・宍道湖の食を広めよう会」開催!
2017/10/12 霞ヶ浦から出前授業in八束学園(その2)

活動概要

団体の目的

この法人は、住民・企業・行政・専門家等が連携し、中海・宍道湖を含むこの流域の自然環境の再生と、かつての湖と人々の親しい関係を再構築するための活動を行うことにより、豊かな恵みを感じられる持続可能な社会の実現に貢献することを目的とする。

団体の活動・業務

平成18年4月 団体設立
平成19年4月 NPO法人取得
平成19年6月 中海自然再生協議会設立
平成25年1月 認定NPO法人として島根県より認可

とくに自然再生推進法にもとづく中海の自然再生を大きな目標としており、平成19年度から中海自然再生協議会準備会を設立、20年度からは協議会事務局を担当し、全体構想の策定に中心的な役割を果たしています。
中海浚渫窪地の埋戻し実証事業、海藻や水草の循環利用、二枚貝復活に向けた調査研究、浅場再生、子ども達や地域の方々に中海に関心をもっていただく普及啓発活動、中海・宍道湖の魚介類の利用促進及び伝統石材来待石の利活用を行っています。

設立以来の主な活動実績

(1)中海・宍道湖及びその流域の自然再生及び環境保全に関わる事業
(2)中海自然再生協議会の支援事業
(3)汽水域の自然再生及び環境保全に関わる事業
(4)自然再生に関わる人材育成事業及びアドバイザー事業
(5)自然再生及び環境保全に関わる広報及び情報交流事業
(6)その他、この法人の目的を達するために必要な事業

現在特に力を入れていること

・中海浚渫窪地の埋戻し
・海藻類の循環利用
・中海産赤貝(サルボウガイ)の復活
・自然再生事業における組織・成果の社会学的評価
・中海自然再生協議会の事務局
・(育てる活動)小学校での環境学習、サマースクール
・(ふれる活動)水草刈りと生き物調査、中海・宍道湖の食を広めよう会
・(つたえる活動)なかうみちゃんの着ぐるみを使った活動、中海湖岸域の利活用プロジェクト(米子高専との共同研究)、HP、フェイスブック、ブログ、YearBook(事業報告書)、ニュースレター

今後の活動の方向性・ビジョン

自然再生推進法の下、中海自然再生協議会の運営をサポートするとともに科学的根拠に基づき中海浚渫凹地の埋戻し事業、海藻類の循環利用、浅場再生を行政および企業と共に進める一方、地域住民の方々の中海へのイメージを改善するためのイベントや環境学習にもより力を注いでいる。

また組織の安定性を強化するため、2014-2015年(2年間)パナソニックNPOサポートファンドの助成を受け、「理事会改革」「人材育成」「広報改革」に取り組んだ。その結果、各理事の役割を明確化、適正な理事数、審議を行う本来あるべき理事会体制へと改革できた。また「人材育成」では、雇用環境の整備・人事公課・次世代の育成を担当理事および労務士と行い、「広報」では、HP・会報誌のリニューアルなどを行っている。また設立10年経ち、社会的ニーズ、現在の法人が目指すべきものの議論を行い、今年度定款の目的や事業変更も行った。

中海・宍道湖は、世界でも有数な汽水湖であり地域を持続させるための大切な財産である。その中海・宍道湖とその流域の自然再生を住民・企業・行政・専門家が共に行い、持続可能な社会を次世代へ繋げていくことが私たちの使命として活動を続けています。
これら活動や基盤強化に力を入れて取り組んでいくことで、当法人への【共感】をより得られるよう努め、共感=寄附とつながり、みなさんと共にさらに中海・宍道湖(汽水域)の自然再生活動を進めていきたい。

基礎情報

CANPAN 団体情報URL : http://fields.canpan.info/organization/detail/1537912022
: 松江市
: インターネット上で公開
: NPO法人
: 松江市
代表者役職 : 理事長
代表者氏名 : 徳岡 隆夫 (とくおか たかお)
事務局役職 :
事務局氏名 :
郵便番号 : 〒690-0064
住所 : 島根県松江市天神町114
電話番号 : 0852-21-4882
FAX番号 : 0852-61-0900
URL : http://www.sizen-saisei.org/
メールアドレス : info@sizen-saisei.org
:
法人格取得年月日(登記日) : 平成19年 4月 19日
: この法人は、住民・企業・行政・専門家等が連携し、中海・宍道湖を含むこの流域の自然環境の再生と、かつての湖と人々の親しい関係を再構築するための活動を行うことにより、豊かな恵みを感じられる持続可能な社会の実現に貢献することを目的とする。
: 2. 社会教育の推進を図る活動
3. まちづくりの推進を図る活動
5. 環境の保全を図る活動
14. 経済活動の活性化を図る活動
15. 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
会員種別/会員/数 : ●会員数(2017年9月26日現在) 正会員(個人)119名 賛助会員(個人)64名 賛助会員 (団体・法人)19社 (中海浚渫凹地環境修復研究会:9社) ●年会費 正会員(個人): 3,000円 賛助会員(個人): 3,000円 賛助会員(団体・法人):30,000円 (中海浚渫凹地環境修復研究会:20,000円)
: http://www.nakaumi-saisei.org/