イベント・活動情報


カフェトーク◆やまたのをろちはワインを飲んだのか〜マイケル・ポーラン『人間は料理をする・下』etc.

やまたのをろちはワインを飲んだのか〜マイケル・ポーラン『人間は料理をする・下』、小泉武夫『発酵』などを注釈しながら展開します
やまたのをろちはワインを飲んだのか〜マイケル・ポーラン『人間は料理をする・下』、小泉武夫『発酵』などを注釈しながら展開します
◉「森と畑と牛と」編集人・面代真樹が、神話から微生物世界そして生命科学へ、「料理」の話題を軸にご案内します。
◉高天原から追放されたスサノオノミコトが、ヤマタノオロチに酒をのませ、酔いつぶれたところを斬りつけるシーンは神楽でもおなじみですね。さて、このお酒、筋からいえば米からつくられた酒ではありません。稲が地上にもたらされるのはオオクニヌシノミコトが国譲りをした後ですから。では、オロチが飲まされたのは? 日本書紀の一書には「木の実からつくった酒」とあります。つまり葡萄酒あるいはなんらかの果実酒ではなかったか。今回はここから、料理と神話と発酵の始原へと遡行する物語を始めようと思います。
◉古今東西を問わず酒は神事と深く関わり、酒造は発酵の力をヒトが手中にすることで可能となりました。そしてヒトが森を開き農耕を始めたのは酒を創るためであったという説すらあるのです。
発酵を起こす微生物は土の中こそが故郷であり、その目的はすべての生命を源たる土へ帰すこと。熟した果実の上にいる酵母菌、キャベツの葉の上で待機している乳酸菌、そして私たちの皮膚や腸の中にも……。しかし発酵は死の使いであるよりは、食物を保存し、栄養価を高め、美味の歓びをもたらすもの。ともあれ、土とは何か。発酵と腐敗の違い。生と死、神話と科学が激しく交錯する、ラビリンス世界が繰り広げられる夜となることでしょう。乞うご期待。

◉日 時:2019年1月25日(金)
開 場…18:30〜
トーク…19:00〜20:30(20:30〜22:00 食事とカフェの時間。21時以降の退場はご自由に)
◉場 所:カフェオリゼ(島根県 雲南市木次町里方331-1)
◉参加費:2,500円(スリランカカリー、ドリンクセット含)
◉定 員:12名
◉申 込:「本とスパイス」参加希望として、下記のメールアドレスまでお名前とご連絡先をお知らせください。返信のメールをもって受付終了とさせていただきます。
honto@ksnoki.org
◉主 催:カフェ・オリゼ&樟舎&森と畑と牛と

◉主な参考図書
◆マイケル・ポーラン『人間は料理をする・下』(NTT出版)
youtubeで観るとマイケルの包丁さばきはひどく不器用だ。そしてそれこそが魅力なのだと気づく本。優秀な科学者でも料理人でも作家でもジャーナリストでもない立場から料理の世界のワンダーランドへといざなってくれる。
◆小泉武夫『発酵―ミクロの巨人たちの神秘』(中公新書)
1989年発行。発酵について未だこれほど簡にして要を得た書はない、と思う。同じ小泉の『食と日本人の知恵』(岩波文庫)とあわせて読みたい。
★ほか、D.モントゴメリー,A.ビクレー『土と内臓』(築地書館)、西郷信綱『古事記注釈 第二巻』(ちくま学芸文庫)、金子信博『土壌生態学入門』(東海大学出版局)など。
イベント/講座 イベント
開催日 2019/01/25
募集期間 2018/12/25-2019/01/24
URL http://ksnoki.org/hibi/201901/
添付資料
フォト

  • 【閲覧予定者】松江市ボランティアセンター
  • 【発信者】 森と畑と牛と
  • 【種別】ボランティア団体
  • 【地区】 雲南市
  • 【分野】 文学・哲学・教育学・心理学・社会学・史学 文化・芸術の振興 環境・エコロジー 農学 複合領域分野、その他
  • 【発信日】2018/12/25